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01/06
1℃の違いで効果に差が!医学的に正しい入浴法とは
新年を迎えると早々に「寒の入り」が訪れます。
今年は5日が寒の入りで、ここから約1カ月が1年で最も寒い季節に。
体をしっかり温めて、寒さから身を守ることが大切です。
体を温める最も手軽で効果的な方法といえばお風呂です。
温泉療法専門医の早坂信哉さんによれば、約14,000人の高齢者を対象に調査した結果、毎日湯船につかっている人はそうでない人に比べ、3年後に要介護になるリスクが29%も低かったと言います。
お風呂に入ることは、健康寿命を延ばすことにもつながるそうです。
そこで早坂さんに医学的に効果が認められている、健康に良いお風呂の入り方を教えてもらいましょう。
1.ヒートショック対策として、脱衣所を温めておく
ヒートショックとは急激な気温の変化によって血圧が上下し、心筋梗塞や脳梗塞といった心臓や血管の重大な疾患を引き起こすことです。
ヒートショックは入浴中に起こりやすく、入浴中の年間死亡者数19,000人の多くはヒートショックが原因と考えられています。
寒い冬は入浴前に脱衣所の暖房をかけて、リビングとの温度差が5℃以内になるように調整しましょう。
同時に湯船のふたを開けておき、入浴直前にシャワーを数分間出しっぱなしにして湯気を立て、浴室を温めておきましょう。
入浴前にコップ1杯の水を飲むことも、ヒートショックの予防につながります。
2.湯温は40℃以下に設定する
冬は熱いお風呂を好む人も多いですが、医学的に見ると42℃以上のお湯につかると自律神経が興奮モードになってしまい、疲れが取れにくくなったり、眠りにくくなったりしてしまいます。
のぼせや脱水症状等のリスクも高まります。そうしたリスクを下げるためには、湯温を40℃以下に設定することが大切です。
ぬるめの温度設定のように思えますが、10~15分つかれば十分に体が温まります。
それでもぬるく感じる場合は、41℃までなら湯温を上げても問題ありません。
3. 半身浴ではなく全身浴で、10~15分つかる
一時期半身浴がブームになりましたが、医学的には全身浴のほうが健康効果が高いことがわかっています。肩までしっかりお湯につかり、体を芯から温めてください。
ただし、全身浴では息苦しく感じる等、苦手な人は無理せずに半身浴でつかりましょう。
お湯につかる時間は10~15分が目安です。
長風呂は健康にいいというイメージがあるかもしれませんが、長くつかりすぎると、心臓や血管に負担がかかるリスクもあります。
入浴時間は短めにして、毎日お風呂につかることを意識するとよいでしょう。
4. 疲労回復には硫酸ナトリウムを含む入浴剤を
お風呂につかる際、水道水をそのままわかしたお湯は肌への刺激が強いため、入浴剤を入れて刺激をやわらげましょう。
特に疲労回復には、血流促進と疲労物質(筋肉等にたまった老廃物)を取り除く効果がある「硫酸ナリウ ム」を含んだ入浴剤がおすすめです。
5. 就寝の1~2時間前に入浴する
「体が温まると眠くなるから、お風呂は寝る直前に入る」という人もいるかもしれませんが、実は体温が高い状態だとなかなか眠りにつけず、睡眠の質も低下しやすいことがわかっています。
入浴後は手足から熱が徐々に放出され、約1時間半後に急速に体温が下がりますが、このときに心地いい眠りが訪れます。
つまり、就寝する1~2時間前に入浴すると、質のいい睡眠につながるわけです。
厳しい寒さから体を守るためにも、医学的に正しいお風呂の入り方で体をしっかり温めて健康を維持していきましょう。
監修者 早坂信哉さん
温泉療法専門医、博士(医学)、東京都市大学人間科学部教授。一般財団法人日本健康開発財団温泉医科学研究所所長、一般社団法人日本銭湯文化協会理事、日本入浴協会理事。生活習慣としての入浴を医学的に研究する第一人者。
メディア出演も多数。 著書に『最高の入浴法』(大和書房)、『たった1℃が体を変える ほんとうに健康になる入浴法』(KADOKAWA)、『入浴検定 公式テキストお風呂の「正しい入り方」』(日本入浴協会/共著)がある。
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12/03
冬の不調から体を守る「冷え取り薬膳」のすすめ
いよいよ寒さが本格的になってきました。
「冷えは万病のもと」といわれるように、体が冷えると免疫力が下がり、感染症をはじめさまざまな不調が起こりやすいことがわかっています。
これからの季節は冷えを予防するための温活が大切になりますが、国際薬膳師の大坪モモさんは「薬膳の食材分類を知っておくと、日常的に温活を実践しやすくなります」といいます。
「薬膳には、“体を温める性質があるか、冷やす性質があるか”という視点で食材を分類し、季節や体質に応じて使い分けるという考え方があります。
体をよく温める食材は『熱性』、やや温める食材は『温性』、体をよく冷やす食材は『寒性』、やや冷やす食材は『涼性』、温めも冷やしもしない食材は『平性』と呼ばれており、私たちが日ごろよく食べる食材の多くは、このどれかに分類されています」(大坪さん)
この食材分類を“体を温める性質”の強さ順に並べると、熱性>温性>平性>涼性>寒性となります。
そしてそれぞれに分類される主な食材は次のようになります。
1.体をよく温める熱性の食材
ピーマン、トウガラシ、コショウ、山椒、八角、シナモン、クローブ等
2.体をやや温める温性の食材
もち米、カボチャ、ニンジン、ニラ、アスパラガス、タマネギ、シソ、ネギ、ショウガ、パクチー、ミツバ、 ニンニク、からし菜、柑橘類、栗、クルミ、鶏肉、羊肉、レバー、ウナギ、タチウオ、アジ、イワシ、鮭、タラ、エビ、 赤貝、アワビ、ムール貝、酒、酢、黒糖、マスタード等
3. 体を温めも冷やしもしない平性の食材
うるち米、イモ類、豆類、トウモロコシ、インゲン、白菜、キャベツ、ブロッコリー、シイタケ、グリンピース、カブ、春菊、小松菜、梅、ゴマ、ピーナッツ、牛肉、カツオ、サバ、イカ、卵、乳製品、豆乳、ハチミツ等
4. 体をやや冷やす涼性の食材
小麦、セロリ、キュウリ、ハトムギ、レタス、ホウレン草、チンゲンサイ、ナス、大根、オクラ、ミント、くず、リンゴ、マンゴー、イチゴ、鴨肉、そば、おから、茶葉等
5. 体をよく冷やす寒性の食材
トマト、ニガウリ、ズッキーニ、レンコン、空心菜、タケノコ、バナナ、スイカ、キウイフルーツ、メロン、柿、 豆腐、コンニャク、カニ、タコ、アサリ、シジミ、ハマグリ、じゅんさい、海藻類等
これらのうち、寒い季節は熱性と温性の食材をできるだけ多く取ることがおすすめだといいます。
平性の食材は季節を問わずに取ることができるので、適宜組み合わせるといいでしょう。
そして、体を冷やす寒性、涼性の食材はできるだけ少なめにし、食べる場合は必ず加熱調理することがおすすめです。
「寒性、涼性の食材は、加熱すると冷やす作用が弱まります。ただし、それ以外の食材も生の状態では体を冷やしやすいため、冬はどの食材も加熱して食べるようにするといいでしょう」(大坪さん)
冬は、熱性と温性の食材を多めにし、涼性と寒性の食材は控えめに。この法則を押さえておけば、冷えから体を守りやすくなるはずです。
監修者 大坪モモさん
国際薬膳師、東洋医学ライター。健康雑誌編集部をへて、東洋医学関連の書籍・コンテンツ等の企画制作に数多く携わる。
東洋医学を知らない方に、その魅力をわかりやすく伝えることに力を入れている。
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11/09
コロナ禍での精神的ストレスは周囲に打ち明けよう
長引くコロナ禍の影響によって精神面や経済面で追いつめられ、強いストレスを抱える人が増えています。
在宅勤務や外出制限等によって人との交流の機会が減り、孤立感や不安感が生まれやすいため、思いつめて自らの命を危険にさらす可能性も決して少なくありません。
なぜ、そこまで思いつめてしまうケースが増えているのでしょうか。
精神科医の松本俊彦さんは、「ひとりで思いつめてしまう人は、『助けを求める力』が低下している傾向があります」と話します。
「過去の経験から他人をなかなか信用できない、提案や助言をされてもそれを実行できる自信がない、家族等の身近な人との関係がよくないといった状況を抱える人は、周囲に助けを求めることが難しくなっています。
加えて、現在のコロナ禍のように人と接触する機会が極端に減ると、相談できるチャンスも少なくなり、さらに周囲に助けを求めにくくなってしまうのです。」(松本さん)
しかし、周囲に助けを求めることなくネガティブな感情をひとりでため込んでしまうと、いつか爆発してしまい、自分自身を傷つける衝動も起こりうるといいます。
心の苦しみをなかなか他人に打ち明けられない場合は、どうすればいいのでしょうか。
「いきなり“悩みを相談する”ことを考えるのではなく、まずは軽く“愚痴をこぼす”という気持ちで、話を聞いてもらうといいでしょう。
愚痴はいわない方がいいと思われがちですが、聞き手にとって、他人の楽しい話や自慢話よりも愚痴のほうが共感しやすいともいえます。
愚痴もひとつの有効なコミュニケーションの手段と考えてみてください。」(松本さん)
相談する場合、ひとりの相手にじっくり深く話を聞いてもらうという印象があると思いますが、愚痴はもう少し気軽にいろんな人に少しずつ話を聞いてもらうものだと考えてみましょう。
まずは「実はちょっと困っていて・・」と投げかけてみましょう。すると相手から「どうしたの?」と切り返されて、自然と話が進むはずです。
もし、相手からダメ出しされたり、自分の考えを押しつけられたり、面白半分に根掘り葉掘り質問されたりした場合は、早々に話を切り上げて別の人に話すのがいいと、松本さんは話します。
「『その考え方は違うと思う』『私なんてもっと大変なのよ』等と、自分の価値観や体験談を押しつけてくる人は、愚痴をこぼす相手としてふさわしくありません。
『そうなんだ、ありがとう』と話を打ち切り、別の人に話しましょう。愚痴をこぼす相手は、ひとりに限らなくてもいいのです。
話をわかってくれる人は3人に1人ぐらいと考えて、この人は違うな、と感じたら話し相手をどんどん変えていきましょう。」(松本さん)
なお、松本さんが考える“いい話し相手”とは、次のような人だといいます。
1. あれこれ口をはさまずに、じっくりと話を聞いてくれる
2. 質問攻めにせず、話したくないことは話さなくてもいいという態度を保ってくれる
3.気軽に「自分にまかせて!」といわない
ひとりの人にたくさん愚痴をこぼすよりも、いろんな人に少しずつ愚痴をこぼすようにすると、相手の負担も少なくなります。
愚痴をこぼすことで少しずつ心の荷物を軽くすることができれば、孤独感や不安感をやわらげる助けになるでしょう。
監修者 松本俊彦さん
国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部部長および薬物依存症治療センターセンター長。
日本アルコール・アディクション医学会理事、日本精神科救急学会理事、日本社会精神医学会理事、日本青年期精神療法学会理事等を兼務。
『自傷行為の理解と援助――「故意に自分の健康を害する」若者 たち』(日本評論社『自傷・自殺する子どもたち』(合同出版)、『もしも「死にたい」と言われたら――自殺 リスクの評価と対応』(中外医学社)、『自傷・自殺のことがわかる本 自分を傷つけない生き方のレッスン』 (講談社)等著書多数。
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10/06
ハザードマップを活用して防災対策を
秋になり台風シーズンを迎えていますが、台風を含め、近年は地震やゲリラ豪雨などによる災害が続いています。被災は決して他人ごとではないため、万が一に備えて防災対策をしておくことが大切だといえるでしょう。
そのためにまず行いたいのは、「ハザードマップ」を確認することです。
ハザードマップとは自然災害による被害の大きさや被災範囲、避難場所等を地図にまとめたものです。
災害別にいくつか種類がありますが、次のハザードマップは一通り入手しておくことがお勧めです。
1.洪水ハザードマップ
河川が氾濫した場合に浸水する危険性のある区域について
想定水深等が記載されているもの。
2.土砂災害ハザードマップ
豪雨や地震等の影響で土砂災害が起こりやすくなった場合に
がけ崩れや土石流等が発生する危険性のある区域を示したもの。
3.津波・高潮ハザードマップ
大規模な津波や高潮が発生した場合に、浸水が想定される区域や
想定水深等が記載されているもの。
津波や高潮のリスクがある、海岸付近の市町村で作成されている。
4.地震ハザードマップ
各市町村の地盤や断層の状態をもとに、想定される震度や揺れやすさ
液状化危険度、火災発生の危険度、建物全壊率等が記載されたもの。
各種ハザードマップは各自治体の窓口やホームページ上で配布されているほか
国土交通省の「ハザードマップ ポータルサイト(https://disaportal.gsi.go.jp/)」でも閲覧できます。
実際にハザードマップを入手したら、次の 確認を行ってみてください。
1.予想されている災害の種類・危険度を確認する
各ハザードマップでは、被災範囲や危険度が色分けされています。
その色から想定される被災の具体的な数値・度合いを確認しておきましょう。
例えば洪水の場合は「水深が1.0~2.0mの浸水が想定される」等の具体的な
情報を知っておくことで、対策を考えやすくなります。
自宅以外にも、職場や学校等、家族が行き来する場所についても
確認をしておくといいでしょう。
2.避難場所と避難経路を確認する
避難場所や経路は、災害の種類によって異なります。
それぞれ以下のポイントを確認しておきましょう。
(1)洪水…冠水の可能性がある道や場所を避けた避難経路を確認する
(2)土砂災害…一刻も早く危険区域から出るための最短経路を確認
(3)津波・高潮…一刻も早く高い場所へ避難できるよう避難可能な近隣のビルや高台を確認
(4)地震…広くて火災の心配がない場所への避難経路を確認する
想定外の事態にも対処できるように、できるだけ避難経路は複数のルートを
確認しておくことがお勧めです。
また、ハザードマップ上で確認した経路は実際に歩いてみて、どんな目印があるか
崩れそうなブロック塀等がないか等を確認しておくとさらに安心です。
3.オリジナルのハザードマップを作成する
複数あるハザードマップの情報をひとつにまとめる意味でも、ここまで確認してきた
内容をもとにオリジナルのハザードマップを作成することもお勧めです。
実際に歩いて見て確認した近隣の状況等も詳しく書き足しておくと
被災時の混乱した状況で役に立つ場合があるでしょう。
ハザードマップを事前に確認することは、防災意識を高めることにもつながります。
ぜひ実践して、万が一の備えに役立ててください。
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08/22
安全運転「子どもが死角に入りやすい状況について」
交通場面には、運転席からは見えないさまざまな死角がありますが、身体が小さく背丈も低い子どもは、特に死角に入りやすい存在です。そこで今回は、子どもが死角に入りやすい状況と死角に入った子どもとの事故を防止するためのポイントについてまとめてみました。
【車の前後の死角に隠される】
車の前後には死角がありますが、子どもはその死角にすっかり隠されて見えないことがあります。また、後方は前方より死角が大きく、特にワンボックスカーのように車高の高い車の場合は、運転席からは車の後方にいる子どもを確認することは難しくなります。バックする前に下車して車の周囲を一周し、付近に子どもがいないかどうかを確認するようにしましょう。バックモニターが付いている場合でも、左右にいる子どもは確認できず、急に車の後方に出てきた場合には対応できなくなります。モニターに頼らず下車して確
認するようにしましょう。車に乗り込むときも同様です。なお、幼児の場合、何が危険であるかがよく理解できていないため、予想もしない行動をとることがあります。その一つが、車の下への潜り込みです。車に乗り込むときには、万一を考えて、車の下もチェックするとよいでしょう。
【車の側方のドアの下側に隠される】
車のドアも背の低い子どもを隠すことがあります。下車するとき、ドアの窓から外を見ただけでは、窓の下側部分に隠れている子どもを見落としてしまうおそれがあります。そのまま不用意にドアを開けると子どもに当たってケガをさせる危険があります。子どもを先に降ろして下車するときや、幼稚園など子どもの多い場所で下車するときは、ドアミラーで側方を確認してからドアを開けるようにしましょう。
【フロントピラーに隠される】
フロントピラーも死角を作ります。フロントピラー自体の幅は広くはありませんが、車からの距離が離れると人を見えなくするほどの大きな死角になるため、身体の小さい子どもはフロントピラーの中にすっかり隠れてしまうことがあります。右折するとき等は、顔を少し動かしてフロントピラーの死角に子どもが隠れていないか確認しましょう。
【植込みや看板などに隠される子ども】
道路にはさまざまな工作物がありますが、それらが子どもを隠してしまうことがあります。例えば、駐車場と歩道の間に植込みがある場合、歩道を通行してくる子どもや子どもの乗った自転車が見えずに発見が遅れるおそれがあります。交差点の角に立て看板や歩行者用信号の支柱、電柱、旗等が設置されている場合には、それらが子どもを見えにくくしてしまうことがあります。そのため、特に交差点の左折時には、子どもの発見が遅れて事故につながるおそれがあります。植込みや立て看板等が死角を作っている場所では、一時停止や徐行をして必ず安全確認を行いましょう。
【大人の陰に隠される子ども】
大人が子どもを隠してしまうことがあります。例えば、単路で信号機のない横断歩道がある場所で大人の脇に子どもがいる場合、子どもがドライバーから見える側にいれば、その存在がわかりますが、大人の向こう側にいると見えないことがあります。その場合、大人は車の接近に気づいて立ち止まり車が通過するのを待っても、子どもは大人が死角になって車に気づかず、横断歩道を渡ってくる可能性があります。
横断歩道に接近したときに、横断しようとしている歩行者がいる場合は、車は横断歩道の手前で一時停止して歩行者の横断を妨げないようにすることが義務づけられています(道路交通法第38条第1項)。
横断歩道での事故は、このルールを守ることで確実に防止できますから、必ず実践しましょう。
【駐車車両に隠される子ども】
商業施設の駐車場では親子連れが多く見かけられます。子どもは車高の低い乗用車でも隠されてしまいますから、駐車場内を走行するときは、駐車車両の間からの子どもの飛び出しに注意が必要です。特に、駐車車両の脇に大人がいて購入品などを車に積み込んでいるような場合は、その付近に子どもがいる可能性が十分にありますから、より一層の注意をしましょう。
06/20
毎朝の「舌チェック」で、その日の体調にぴったりな食材を選ぶ
健康にいい食事の情報は巷にあふれていますが、すべてを取り入れることは至難の業。できれば自分の体質や体調に合わせて、適切な食品や食材を賢く選びたいものです。管理栄養士で中医薬膳師の刀根由香さんは、毎朝舌をチェックして体調を確認し、その状態に合わせて食材を選ぶことをおすすめします。
「東洋医学において舌の診察は、重要な診断の手段です。基本的なチェックポイントを押さえれば誰でも手軽に舌のチェックができるので、日々の健康管理にも役立つでしょう」(刀根さん)
舌のチェックは起床後、朝食を食べる前が最適。鏡の前で舌を出し、以下のチェックポイントを確認して、体調に合わせた食事法やセルフケアを取り入れてください。
- 舌の大きさ・形
【健康な状態】舌を出したときに、舌の幅が口角の左右幅と同じぐらいの状態。
・上記よりも舌が大きい、厚くてはれぼったい場合は、体内に余分な水分がたまってむくんでいるサイン。この場合、塩分を控え、貝類・アズキ・トウモロコシ・ハトムギなどを積極的にとりましょう。
・舌のふちに歯形がついている場合、疲れや胃腸の機能低下などによるエネルギー不足のサイン。体を温めるように心がけ、イモ類・カボチャ・鶏肉・青魚などを食べて、疲労回復に努めるといいでしょう。
・舌が口角の幅より小さい、薄い、舌の表面に亀裂が入っているなどの場合は、体内の水分が不足しているサイン。
味の濃い食事や刺激の強い食事を避け、ヤマイモ・オクラなどのネバネバ食材や貝類、手羽・豚足などのコラーゲンの多い肉類をたっぷりとりましょう。
- 舌の色
【健康な状態】舌の色がピンク色なら、健康な状態。
・ピンクよりも白っぽい色の場合、血液の不足や体が冷えている状態を示します。冷たい飲食物を避け、温かい食事を積極的にとりましょう。赤味の肉類・青魚類・貝類・キクラゲ・黒ゴマなどをたっぷり食べることがおすすめです。
・舌全体が暗く紫っぽい、または舌の裏の静脈が紫色に膨れ上がっている場合、血行が滞っている状態を示します。青魚・ナッツ類などは血流改善効果が期待できるのでおすすめです。キノコ類・根菜類・雑穀類も積極的にとりましょう。肉類よりも魚類を選んで。体を冷やす料理、脂っこい料理は避けてください。
舌の状態は、体調を反映して毎日変化します。舌のチェックを朝の習慣にして、健康管理に活かしてください。
監修者 刀根由香さん
管理栄養士・中医薬膳師。東京農業大学栄養学科卒業後、健康雑誌の編集を経て、漢方専門誌のライターに。
その後、国立 北京中医薬大学日本校で本格的に薬膳を学び、現在はサロン「お肌の相談室とね」で西洋栄養学と東洋栄養学の両面から、健康と美容に関するアドバイスを行っている。
04/05
10連休 【4/27(土)~5/6(月)】 中の対応について
日頃よりRMエージェンシー株式会社をお引き立ていただき、誠にありがとうございます。
今般、2019年5月1日の新天皇即位に伴い、
4月27日(土)~5月6日(月)が休日となります。
つきましては休日中の下記対応をご案内いたします。
〇事故にあわれた方は下記へご連絡ください
- 自動車事故のご連絡:受付時間24時間・365日
0120-258-365(無料)
- 自動車以外の事故のご連絡:受付時間24時間・365日
0120-258-189(無料)
〇おクルマQQ隊(ロードサービス)
- レッカー・応急修理等のご連絡:受付時間24時間・365日
0120-096-991(無料)
〇三井住友海上 お客さまデスク(自動車専用)
- 自動車保険の車両入替等の条件変更など契約変更のご連絡
受付時間 9:00~17:00
0120-988-777(無料)
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おすすめ ↓
〇イザ!という時に備える『お客さまWebサービス』
「お客さまWebサービス」は24時間365日パソコン、スマートフォンから無料でご利用できる契約者さま専用サービスです。ご利用には事前のユーザーID登録が必要です。保険証券や満期ハガキなどをご用意して三井住友海上火災保険株式会社のホームページから登録してください。
ご不便をおかけして大変申し訳ございませんが、何卒ご理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
07/18
運転マナーの基本と安全で円滑な走行の留意点
安全で円滑な走行を確保するためには、交通ルールを遵守するだけでなく、相手の状況や立場を考え、周囲の交通にも配慮したマナーの良い運転を心がけることが大切です。そこで今回は、マナーの良い運転の基本や安全・円滑な走行環境を確保するための留意点についてまとめてみました。
<運転マナーの基本は譲ること>
■狭い道路ですれ違うときは相手を先に行かせる
狭い坂道での車同士のすれ違いでは、上りの車のほうが発進がむずかしいため、下りの車が停止して道を譲るのが原則ですが、それ以外の狭い道路の場合は、崖などを除き特にどちらが道を譲るかという取り決めはありません。そのため、互いに「相手が道を譲るだろう」と考えて進行すると接触事故になるおそれがあります。狭い道路では、自分のほうが左に寄って停止し相手を先に行かせるようにしましょう。ただし、左に寄って道を譲るときは、道路端に置かれた看板や工作物などに接触しないよう十分注意しましょう。
<安全で円滑な走行を確保するための留意点>
■みだりにクラクションを使用しない
クラクション(警笛)は、使い方によってはトラブルの原因になることがあります。クラクションはどこで鳴らしてもよいというわけではありません。使用できる場所は、道路交通法第54条において、次のように定められています。
・「警笛鳴らせ」の標識のある場所
・標識で示された「警笛区間」内における、見通しのきかない交差点、曲がり角、上り坂の頂上
上記以外の場所では、危険を避けるためやむを得ない場合を除いて警笛の使用は禁止されています。クラクションは自分の主張を通すための道具ではなく、「警戒のために鳴らす」ものです。みだりにクラクションを使用することは控えましょう。
■不要不急の追越しや進路変更はしない
追越しは正面衝突などの危険を伴うだけでなく、車線変更による事故の危険や、ドライバー同士のトラブルにつながるおそれがあります。複数車線道路での進路変更も同様で、特に後続車との距離が十分に確保されていない場合には、後続車から見れば強引な割込みに感じられ、不快に思うこともありえます。追越しや進路変更を行うときは、十分な車間距離と進路変更前からのウインカーによる合図を行い、周囲の車の流れを妨げないようにしましょう。また、事故だけでなく、車同士の無用なトラブルを避けるためにも、不要不急の追越しや進路変更はしないようにしましょう。
07/11
渋滞に遭った時の留意点(安全運転アドバイス)
渋滞に遭ったときの留意点
道路の渋滞は行楽シーズンだけとは限りません。一般道路でも高速道路でも、事故や道路工事、異常気象等による通行規制など、さまざまな要因で発生します。そこで今回は、渋滞に遭ったときの留意点をまとめてみました。
■渋滞に遭ったときの留意点
<停止するときはハザードランプを点滅させる>
渋滞の最後尾に停止するときは、早目にバザードランプを点滅させて後続車に自車の停止を伝えるとともに徐々に減速し、前車との車間距離を多めにとって停止しましょう。また、片側2車線以上の道路では、できるだけ一番左側の車線に停止するのがよいでしょう。自車の周囲に余地があれば、万一後続車が渋滞に気づかずに走行してきた場合に、追突を避けられたり、追突の衝撃を軽減させる可能性があるからです。そのためにも、最後尾に停止するときは、ミラーなどで後続車の動きによく注意することが大切です。
<安易にスマホなどを使用しない>
渋滞中、車が少しでも動いているときには、スマホや携帯電話を使用してはいけませんが、停止したときに使用することは禁止されていません。しかし、スマホなどを使用していると、周囲に対する注意が薄れてしまうため、前方の車が動き出したのに気づくのが遅れて後続車に追突されたり、隣の車線の車が動き出したのにつられて発進して、まだ動き出していなかった前車に追突するといった事故につながる危険があります。車が停止したときでも、スマホなどの使用は控えましょう。
<みだりに車線変更しない>
片側2車線以上の渋滞道路では、隣接する車線に少しでも空きができるとすぐに車線変更をする車が見られます。車線変更を繰り返してもそれほど早く進めるわけではなく、後続車と接触する危険が大きくなるだけですから、みだりに車線変更をしないようにしましょう。
<前方だけでなく後方や側方の状況にも目を向ける>
渋滞していても、二輪車は渋滞車両の間を縫うようにして先へ行こうとする傾向があります。前方だけに注意を向けていると、後方から接近してくる二輪車に気づかず、進路変更してきた二輪車と接触するなどの危険があります。渋滞すると前方の様子に注意が向きがちになりますが、前方だけでなく後方や側方の状況にも目を配りましょう。
<抜け道や脇道に入らない>
抜け道や脇道はほとんどが生活道路であり、道幅が狭く見通しの悪い交差点も数多くあります。渋滞を回避するために利用するのはできるだけ控えましょう。なかでも、走行速度が時速30キロ以内に制限された「ゾーン30」は、車の通行が歩行者や自転車にとって特に危険である区域に設けられていますから、通行しないようにしましょう。
<脇道からの車をできるだけ入れてあげる>
渋滞時に脇道から合流しようとする車があるときは、強引な割り込みなどのトラブルを防ぐために、できるだけ入れてあげるようにしましょう。また、脇道やコンビニ、ガソリンスタンド、駐車場などの道路外施設がある場所で停止するときは、車が出入りすることができるスペースを空けて停止するようにしましょう。
■渋滞等による道路混雑時の進入禁止場所
道路交通法において、渋滞などの道路混雑時に進入すると、その中で動きがとれなくなってしまうおそれがあるときは進入してはならない場所が、次のように定められています。
①交差点(進入すると、その中で停止してしまい、 交差道路側の車の通行を妨げるおそれ
があるとき)
②警察署や消防署の前などにある「停止禁止部分」
③踏切
④横断歩道や自転車横断帯
06/26