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2014年
03/13
ローリングストック法で災害時に備える

News | くらしと健康 |

 災害時の対策の1つに「非常食のストック」がありますが、「長期保存の効く食糧を大量に買い込み保存しておく」方法をとっている家庭が多いのではないでしょうか。長期保存がきくため、「気が付いたら消費期限が大幅に過ぎていた」とか「消費期限間近で毎日非常食を食べざるを得ない」という失敗が起こりがちです。この失敗を解消する「ローリングストック法」という新たな非常食の備蓄法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

○ローリングストック法とは

 日常的に非常食を食べて、食べたら買い足すという行為を繰り返し、常に家庭に新しい非常食が備蓄されているという、「食べ回しながら備蓄する」という方法です。
この方法のメリットは、「非常食」が日常化するため、普段から食べているものが災害時の食卓に並ぶことになります。普段食べ慣れない長期保存が効く非常食よりも多くの人が安心して食事を採ることができます。

 また、長期保存の非常食では選べなかった非常食をたくさんのラインナップから選ぶことができます。ローリングストック法での「非常食」の消費期限の目安は1年で、その期限であれば各種レトルト・フリーズドライ食品など多彩なレパートリーから選ぶことができます。

 

○ローリングストック法の実践方法

 一般的に『非常食は1人最低3日分(9食)用意する』ことがを奨励されていますが、ローリングストック法では1日分追加をし、家族の人数×4日分(12食)を用意します。
用意した「非常食」は、今までのように押し入れなどにしまわず、台所の引き出しなど、すぐ出して食べられる場所に備蓄します。そして、毎月家族で「非常食」を食べる日を決めておき(例えば、毎週第一日曜日など)、その日がきたら備蓄しているうちの1食分を食べるようにします。
 さらに、「非常食」を食べた日の週末あたりに、食べてしまった1食分を買い足し、備蓄に加えます。この家族で決めたルールを守って、月1回の「非常食ごはん」の日を繰り返していくと、ちょうど1年で用意した非常食12食分がすべて入れ替わることになります。その結果、これまで常識だった3年、5年持つことが前提となっていた非常食の考え方が根本から覆り、『非常食は1年持てば十分』ということになります。この「1年の消費期限」がとても重要で、1年でよければ、ほとんどのレトルト食品が対象になりますので、家族それぞれの口に合った非常食を選ぶことができます。

 

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